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PROFILE

北ドイツ、シュヴァルムシュタット生まれ。

幼少時より絵を描くことに興味を持ち、様々な画法を学ぶ。


1995年より本格的に油絵やその他の絵画の制作に取り掛かり、現在油絵約30点とジクレーキャンバスプリント約100点を完成させている。影響を受けた画家はレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどのヨーロッパの巨匠をはじめ、北斎やジョージ・ルーカスと多岐に渡っている。

多くの作品のモチーフは彼の想像の世界を表現している。それは必ずしもはっきりとしたビジュアルを持つものではなく、時には感情であったり雰囲気のようなものを表している。


神秘的で時に抽象的過ぎて手に取れないものを、絵に表現することによって我々が見たり感じたりすることのできる形に作り変える、これが彼のスタイルである。絵をご覧頂けばわかるように、多くのモチーフは見る人に神秘的な印象を与えるだろう。


また画家としての活動に加え、プロの作曲家、ベース奏者としての顔も持っている。ロックバンドSCORPIONSの元ギタリスト、Uli Jon Rothと結成したELECTRIC SUNやZENOなどのバンド活動を経て、1990年初めにFAIR WARNINGを結成した。何枚かのアルバムは日本でゴールドディスクを獲得するほどの人気を誇り、現在も活動中である。



Ule W. RitgenとFCA

日本での版画作品発売を試みようとしたウレ・リトゲン。


フジムラコンテンポラリーアート(FCA)が彼と出会い、日本での独占販売権を獲得し、具体的に話を交わし始めたのは、2008年5月だった。

昔から言う日本人の手先の器用さと版画技術の最先端能力を武器に、日本での版画プリントを促したが、ウレの答えは「NO」。ドイツでの版画プリントを条件に、話は進み始めた。


フジムラコンテンポラリーアートの唯一無二のテーマは「こだわり」。ウレ・リトゲンとフジムラコンテンポラリーアートとの初めてのコラボレーションは、この両者の強い「こだわり」により、さらなる深みを増したとも言える。その中で生まれたこの版画達は、それぞれが生命力と輝きを放ち、皆様方に披露されることになるでしょう。


ウレ・リトゲンが最もこだわったのは、ジクレープリントの仕上り。色は勿論のこと、キャンバスの質に強いこだわりを見せた。繊細なジクレーとキャンバスの相性は抜群かと。それに応えるように、日本で額装。


ウレ・リトゲン作品は全てに光と影がある。それを最大限発揮できるスタイルに仕様。過去にない五感いえ、第六感をも刺激する世界観をお楽しみ下さい。